名駅東クリニック

名古屋市中村区名古屋駅・名駅の風邪、点滴、注射、健康診断、
女医、糖尿病内科、内分泌内科、内科、名駅東クリニック

〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅四丁目26番23号
名駅エフワンビル7F

TEL 052-586-1024
※上記QRコードを読み取っていただきますと、一般の携帯からは携帯サイトが、スマートフォンからは、スマートフォンサイトが閲覧可能です。

糖尿病Q&A

 

Q:糖尿病と診断されるのはどのような場合ですか。診断方法と基準を教えてください。

A:糖尿病は、空腹時の血糖値、随時血糖値(食後の血糖値)、HbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)の値が診断基準を満たすかどうかで診断されます。
空腹時血糖が126mg/dl以上、随時血糖値200mg/dl以上、HbA1c6.5%以上のいずれかの2つを満たすと糖尿病と診断されます。

詳しく検査をする場合はブドウ糖負荷試験をします。
ブドウ糖が入ったサイダーを飲んで、飲む前、飲んだ後30分、60分、120分と血糖値、血中インスリンを測定し診断します。

Q:糖尿病のHbA1cについて、教えてください。

A:過去1-2ヶ月の血糖値の平均値を反映します。
HbA1C6.5%以上だと糖尿病が疑わしいです。
糖尿病と診断されて、治療をされている方はHbA1Cの値で血糖管理の状況がわかります。
血糖管理目標は患者さんの年齢、罹病期間、合併症の有無など個別に設定され、血糖値の正常化を目指す際の目標は6%未満、糖尿病の合併症予防のための目標は7%未満、治療強化が困難な際の目標は8%未満とされています。

Q:糖尿病の種類と症状について教えてください。

A:そもそも糖尿病は4つに分類されます。
1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病、そのほかの糖尿病
口渇、多飲、多尿、倦怠感、体重減少(食べてもやせる)、足がつるなど血糖値が異常に高くなったとき(血糖値300mg/dl超える)にでてくる症状が見られたときは、受診をおすすめします。

Q:糖尿病の原因ってなんですか。

A:糖尿病は4つに分類されます。
1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病、その他の糖尿病
1型糖尿病は自己免疫機序(簡単に言うと自分の細胞を異物として誤認識して攻撃してしまう)などで膵のβ細胞(インスリンを分泌する細胞)が破壊されるため、インスリン分泌がされず血糖値が高くなってしまいます。インスリン治療が必須となります。
日本人の糖尿病患者さんの約9割は2型糖尿病で、食べすぎ、運動不足、ストレスなどが原因で発症します。長年、血糖値が高い状態が続くと、膵β細胞はインスリンを分泌しようとがんばってくれますが、そのうち疲弊してしまいます。(=インスリン分泌低下)
また、肥満のある方は インスリンはむしろ分泌が過剰ですが、うまく効かないために
血糖が高くなってしまいます(=インスリン抵抗性)
また、女性は妊娠により、一時的にホルモンや食物の吸収様式が変化するため、糖尿病になりやすく、妊娠中に発症した糖尿病を妊娠糖尿病といいます。出産後に正常化することが多いですが将来の糖尿病の発症率が高く、その後のフォローアップが必要です。
その他の糖尿病としては肝疾患、膵疾患、内分泌疾患などにより血糖値が高くなってしまうことがあります。薬(ステロイドなど)の副作用でも起こります。

Q:糖尿病は遺伝するんでしょうか。

A:遺伝の要素もありますが、環境の要素もあります。糖尿病はそれぞれが複雑に組み合わさって発症します。


Q:最近眼がかすみ、喉がよく乾きます。
また糖尿病だと汗に糖が含まれ、汗をかくとかゆくなると聞きましたが、汗をかくとすごくかゆくなります。糖尿病でしょうか?
糖尿病の初症状を教えてください。

A:ごく軽症の糖尿病は、症状は出現しません。症状がでたときにはすでに高血糖(血糖値約300mg/dl以上)で糖尿病が進行、悪化しています。典型的な症状としては口が渇く(口渇)、たくさん飲む(多飲)、おしっこがたくさんでる(多尿、夜間尿)、疲れる(倦怠感)、体重減少などがあります。
また、糖尿病3大合併症は 末梢神経障害、網膜症、腎症で、目がかすむというのが網膜症かもしれません。また 汗をたくさんかくのは神経障害のうちの自律神経障害によるのかもしれません。のどが渇くという症状もでていますから、糖尿病の可能性があります。
早めに受診してください。

Q:糖尿病の合併症はどのような病気がありますか。

A:糖尿病3大合併症は、細かい血管が障害されます。(細小血管障害)
末梢神経障害・網膜症・腎症です。
糖尿病、高血圧、脂質異常症、喫煙の重複が原因で大血管障害を発症します。
心筋梗塞、脳梗塞などです。

Q:糖尿病が原因でアルツハイマーになりますか。

A:糖尿病で血糖管理が悪い方は、それ以外の方と比較するとアルツハイマー型認知症の
発症が多い傾向にあります。
最近では、メタボリックシンドロームやインスリン抵抗性に伴う高インスリン血症が
アルツハイマー型認知症の発症に大きく関与しているといわれています。

Q:糖尿病になると妊娠に影響はありますか。

A:糖尿病の方が妊娠される場合は計画妊娠が大切です。
妊娠を考える場合は主治医の先生に必ず相談してください。
内服治療されている方はインスリン治療に切り替え、血糖管理がよい状態で
妊娠の準備をする必要があります。妊娠中はより厳しく血糖管理をすることが大切です。血糖管理が悪いと児の先天異常、巨大児、流産が高率になってしまいます。
もちろん、血糖管理が良好であれば問題はありません。

Q:会社の健康診断で糖尿病の疑いと言われました。糖尿病を放っておくとどうなりますか。

A:高血糖となり、最悪の場合は意識障害、昏睡状態に陥ることもあります。この場合は緊急入院が必要となります。
血糖が高い状態が続くと、糖尿病3大合併症(神経障害、網膜症、腎症)が進行してしまい
それによる症状も出現します。末梢神経障害は両側の足先がしびれる、足のウラの違和感など、網膜症は悪化すると眼底出血で見えにくくなる、腎症は尿にタンパクがおりるため、尿があわ立つ、浮腫むなどの症状がおこります。

Q:糖尿病の予備軍ですが、間食がやめられません。よい方法はありませんか?

A:おなかがすいていなくてもそこにお菓子があるから、なんとなく口が寂しいからと無意識に食べていませんか?間食する前に、本当におなかがすいているのかどうか自身に問うこと、そこでおなかがすいていないことに気づけば食べる必要はありません。目の前にあるから食べてしまいます。目の前に置かないことが必要です。
おなかがすいてしまう場合、血糖値が上がりにくい食品(低GI食品 ソイジョイ)
または、カロリーオフの商品や、個包装されている商品を選んで、80-100KCAL程度におさえるとよいでしょう。

Q:糖尿病の疑いがあり、食事に気をつけたいですが、食事で気を付けるポイントを教えてください。

A:野菜から食べましょう。野菜のような食物繊維を先に食べると、糖分の吸収がゆるやかになるため食後の血糖値の急上昇を防げます。食べてはいけないものは特にないのですが、主食(ご飯、パンなど)、副食(肉、魚など)、副菜(サラダ、小鉢など)がそろった食事を目指して、満腹ではなく腹八分目におさえましょう。

Q:両親が糖尿病で自分もなるかもと心配です。予防する上で気をつけることを教えてください。

A:糖尿病は無症状で発症することがあります。
人間ドック、健康診断を定期的に受けて、検査をすることをお勧めします。
要治療の方は放置せず、必ず受診してください。自分で気をつけることとしては、
間食を控える、飲酒を控える、規則正しく3食を満腹にならないように摂る、適度に運動することが大切です。